2018/05/11

2018年 ヴィーナスリーグ開会式

平成30年4月22日(日)、何処までも広がる青空の下、埼玉県加須市にある加須市民球場で女子硬式野球リーグのヴィーナスリーグの開会式が行われた。今年から同リーグは、1部×10チーム、2部×10チーム、3部×10チーム、4部×8チームの4部制へと移行し、全38チームが総力を挙げて熱戦を繰り広げる。開会式では更にユースの10チームも加わって48チームが勢揃いし、女子野球の裾野の広さを実感させるものであった。

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いよいよ念願の1部へと昇格を果たしたZENKO BEAMSは「リーグ最強」の名を手にすべく並み居る強敵に挑む。

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今シーズンからは10チーム中下位3チームは2部へ降格し、替わりに2部の上位3チームが1部へ昇格するシステムを採用している。今シーズン1部へ昇格したのは昨年2部で1位のZENKO BEAMSと2位の村田女子の2チームであるが、昨年に比べ昇格・降格が1チーム増えた格好だ。昨年は「クラブ選手権大会優勝」「JAPAN CUP出場」とリーグ戦以外にも着実に結果を残して来たZENKO BEAMSが、リーグ最高峰の1部で強豪相手にどの様な戦いをするのか、とても楽しみである。

retuちなみに、今年は女子野球にとってワールドカップ・イヤーにあたり、非常に注目を集める1年となる。全日本女子野球連盟の長谷川会長は挨拶の中で「ワールドカップ・イヤーである今年は、日本の野球界にとり、とても重要な年である」とした上で「日本の野球界を支え、活性化させる為にも皆の活躍を期待する」と述べ、今シーズンの女子野球が野球界全体、更には日本のスポーツ界全体にとって、非常に重要な役割を担っている事を示した。

 

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当日は4月としては異例の30℃近い気温の中での開会式であり、今シーズンの熱戦を予感させる猛暑の中で行われたが、BEAMSメンバーは皆が一様に笑顔の中にも緊張感が漲(みなぎ)っており、その心の内にはこれからの半年間を争うライバル達への闘争心が静かに燃えているかの様に感じられた。

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BEAMSの長田監督は、創部3年目にして1部参入を果たした事については「2部や3部の時にも負けた事があったが、逆にそれを糧にして取り組んだ事で3年目での1部参入という結果に繋がった。」と話した上で、リーグ最高峰の1部での見通しについては「念願の1部。”日本一”を経験した事のあるチームが数多く、非常に困難な戦いになると思うが、チャレンジ精神を持って精一杯楽しみながらやって行きたい。」と述べ、チーム一丸となって今シーズンを戦って行く決意を示した。

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開会式終了後、ZENKO BEAMS交流会が㈱ゼンコーサービス所沢インター営業所へ場所を移して行われ、多くのZENKOグループ社員・関係者が参加した。会の中で、田中副キャプテンは「チームとしては1部で3位以内、個人としては打率3割を目標に頑張る」と語り、今シーズンの意気込みを示した。

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多くの人から応援されているBEAMSであるが、今シーズンの彼女達の激闘・健闘・活躍・飛躍を心から期待し、BEAMSメンバー全員が笑顔で歓喜する姿を願う。

頑張れ BEAMS!kerokobeamsbatto

そして                                                                 

顔晴(ガンバ)れ ZENKO BEAMS!

HP委員会  記事:長谷川 / 写真:渡部

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