2016/05/23

BEAMSが参戦したVenusリーグとは?

リーグ創設15年目を迎える2016年ジャイアンツ杯争奪関東女子硬式野球リーグ戦 / ヴィーナスリーグが開幕した。2002年に僅か高校4チームでスタートしたヴィーナスリーグだが、今季から参戦する ZENKO BEAMS(ゼンコービームス)の他、秀明八千代高、叡明高、西湘Future、オールシャインズ、NEWSガールズの5チームが新たに加わり、過去最多の45チームと、日本最大級の規模で秋まで熱戦が繰り広げられる。

ヴィーナスリーグには全国の企業チーム、クラブチーム、大学、高校、中学校の野球部と、多彩な女子硬式野球チームが参加し、3部リーグに分かれ総当たり戦の勝率で順位が争われる。1部リーグ優勝者がジャイアンツ杯を獲得、2部リーグ以下は入れ替え方式となっている。その他に女子硬式野球の育成を目的としたU-15リーグが存在し、今季は1部 13チーム、2部 11チーム、3部 11チーム、U-15 10チームと総勢800人を超す選手が各リーグに分かれ戦うことになる。

◆3部リーグ出場チーム

ZENKO BEAMS 埼玉県 企業チーム
Sirius 埼玉県 クラブチーム
侍Bee 埼玉県 クラブチーム
開志Sfida 新潟県 開志学園高等学校
駒沢Rise 東京都 クラブチーム
MURATA 東京都 村田女子高等学校
秀明八千代高等学校 千葉県
叡明高等学校 埼玉県
HIU 埼玉県 平成国際大学
HAYABUSA 神奈川県 横浜隼人高等学校
ふくしまヴィーナス

 

福島県 クラブチーム

オッタマ去年の1部リーグは尚美学園大が3年連続11度目(2季制を含む)のジャイアンツ杯を獲得しヴィーナスリーグの頂点に立ち、2部リーグでは作新学院高が優勝、3部リーグでは蒲田シーガルズが全勝Vを決め1位となった。リーグの入れ替えは1部リーグの4~7位が来季1部残留、8~10位が2部4~6位と入れ替え戦に臨み、11~13位は2部に降格、2部1~3位が1部昇格、7~9位が2部残留、10、11位が3部降格、3部1、2位が2部に昇格する。その他にも、秋には高校生以上の全22チームによるトーナメント方式のフレンドシップトーナメントがあり、下位リーグのチームが上位リーグのチームと対戦する機会も設けられ、U-15リーグでは報知新聞杯争奪U-16チャレンジマッチも予定されている。

◆ 試合要項

・延長は8回から無死一、二塁開始のタイブレイク(打順は選べる)で、9回で決着がつかない場合は引き分けとなる。

・コールドは3回15点、4回10点、5回7点差以上で、悪天候によるコールドは4回終了で成立する。

・順位決定方式は勝率で争い同率の場合 ①直接対決の勝敗 ②当該チーム同士の得失点差 ③全ての試合の得失点差 ④安打数 の順で決まる。

 

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ZENKO_BEAMS は全交グループ(埼玉県ふじみ野市 / 株式会社ゼンコーサービス、埼玉県さいたま市 / 株式会社全交警備)が運営する全国で4番目の女子野球企業チームとして、今季初参戦した3部リーグでの優勝を目指し、2部リーグへの昇格を目標としている。5月23日現在リーグ戦3連勝と出だしは好調だが、強豪犇めく全国最大規模のヴィーナスリーグだけに油断は禁物だ。リーグ制覇の為には、今まで推し進めてきた準備や練習の成果を遺憾なく発揮し、これからの試合を確実に勝利していくことが重要となってくる。

 

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