6/10(土)-2023 ヴィーナスリーグVSジャイアンツ戦 試合詳細

日時
6/10(土)
対戦相手
2023 ヴィーナスリーグVSジャイアンツ
会場名
中栄信金スタジアム秦野
試合結果
1-5
バッテリー

泰選手5回、藤田選手6回-坂口選手

 1234567
ZENKOBEAMS00000101
ジャイアンツ010301×5

試合コメント

ZENKOBEAMS:星野

6/10 ジャイアンツ1回戦(秦野 9:00)

神奈川県秦野市でのヴィーナスリーグ公式戦は初開催とのことで、秦野市中央公園内にある球場(中栄信金スタジアム秦野)には、女子野球ファンの皆さんと公園に訪れる方々が相まって新鮮さと活気を感じます。
また、秦野市出身の山口選手(2年目・クラーク国際高)にとっては、地元の皆さんにビームスの選手として元気な姿を見せて恩返ししたい思いがあることでしょう。
試合は、前日までの雨の影響でグラウンドコンディション不良からのプレイボール、足場を固め、特に送球と走塁には低くと安全にと普段以上の注意力で臨み怪我やミスを積極的に防ぐことが試合運びの肝となります。
先発の泰は上々の立上りで相手先発の小野寺投手の立上りから見て投手戦となることが必至とベンチも予測がつきます。
2回先頭に二塁打されるなどで2死1.3塁のピンチでは冷静に相手を見て1塁走者を牽制球で釣り出しピンチを脱する好プレー、しかし、その1.2塁間の挟殺プレー間に3塁走者の生還を許し泰には不本意な形で先制点を与えます。
4回には内野安打と二失策が絡み3失点と投球内容とは裏腹に守乱による失点がかさみ、内容は均衡していながら4回迄に0-4とジャイアンツのワンサイドゲームとなります。
追いかける攻撃陣は、小野寺投手に5回2死まで無安打に封じ込まれますが、2死から依田がチーム初安打を放ち、続く6回の反撃に繋げます。
6回の反撃は1点を返し、尚も1死1.2塁のチャンス!ですが、この状況で1塁走者が牽制球に掛かり「万事休す…」、追いかける側が終盤に牽制死では勝てません。
評論すれば得点直後に失点したことが致命傷となりましたが、真因はこの牽制死で今日(こんにち)のビームスを露呈してしまったように感じました。
結局、この日の泰は4失点で負け投手、失点全部が自責点となりましたが実質的には自責・失点ともゼロで済んだ内容でした。バッテリーとしては辛いところですが結果は受け入れながら良かった事実は自信として次戦にも前向きに臨んで欲しいと思います。

今日の走塁死と守乱は「凡事徹底」「小事が大事」という規律としていなくともがグラウンド状況や点差などの試合状況を確認していれば回避出来ていたような気がします。更に今日は、ご当地選手を上手く起用出来ずと反省ばかりです… 
いま女子野球が拡がりつつある中、以前よりも注目度が増し、おかげさまで個々の成長を評価して頂くこともしばしばあります。しかし、チームとしてこういったワンプレーや一部の姿勢は野球ファンの皆さんや野球関係者に”一事が万事” と評価されかねません。
次週はエイジェック戦です。今日、球場に駆け付けてくれた野球少年・少女をワクワクさせるような試合が出来るようにしっかりと準備して臨みたいと思います。

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