6/25(日)-2023 ヴィーナスリーグVSハナマウイ戦 試合詳細

日時
6/25(日)
対戦相手
2023 ヴィーナスリーグVSハナマウイ
会場名
小貝川スポーツ公園野球場
試合結果
5-4
バッテリー

田中選手5回、泰選手2回-坂口選手

 1234567
ZENKO BEAMS00121105
ハナマウイ00003014

試合コメント

ZENKO BEAMS:星野

6/25 ハナマウイ回戦(小貝川)

今日の目標は連勝!
球場入りして全員集合したミーティングでは、ZENKO BEAMSでの唯一の優勝(第12回全日本女子硬式クラブ野球選手権)を経験している1期生・依田が「勝ちたい思い」をスピーチしてチームの調和を図ります。
また、前節の同カードで「大味な野球(残塁と失策)」で自滅を同じ相手で修正したいところです。
ともあれ、連勝で締めたい本日の先発投手は日本代表としてアジア選手権でMVPに選出された田中、そしてブルペンには泰を待機させる現状では万全の態勢で臨みます。
一方、対するハナマウイの先発は高卒1年目の杉尾投手です。

試合は、両チームとも毎回のように好機・ピンチを迎える展開のなかで両投手が踏ん張りますが、相手の守備陣形とミスを衝いたビームスが中盤までに徐々に得点を重ね5回オモテまでに4-0とリードをひろげます。
すると5回オモテ、あと1本が出ていなかったハナマウイ打線が失策と田中の制球の乱れに乗じて一気に3点を返して1点差に迫り形勢はどちらに転ぶか分からない状況を招きます。
しかし、その直後に同じような展開で追加点をあげたビームスに勝機があり5-4で勝利をおさめ連勝で今週を終えました。
今日のビームス攻撃陣は、全イニングで出塁し相手バッテリーにリズムを作らせず、こちらが押された場面でも主導権を渡さずに終始優位に試合を進めることが出来ました。主導権を掴めた要因のひとつが、序盤の1.2回の二死から全力疾走で失策を呼んだ坂口と、しぶとくセンターへ打ち返した依田の出塁に表れていました。「三者凡退で相手に流れを渡してなるものか!」と、これまで見られなかった姿勢で中盤以降の試合進行に大きく影響を与えた一幕だったと思います。いずれも得点には至りませんでしたが、こういったプレースタイルに焦点をあてられるようなチームになって来ると勝ち運に恵まれる試合も多くなることでしょう。
さて、昨日から2試合5失策の守備について、技術的に未熟な部分はありますが殆どの失策は無知と決めつけからから起こる「ヒューマンエラー」だと捉えてカイゼンに取り組んで欲しいところです。グランド状況・ボールカウント・打者の走力・点差… 打者心理とバッテリー心理を踏まえた打球方向の予測と守備位置は当然ながら、弱い打球へのスタートダッシュ、また点差と状況を考えた送球などなど… これらは守備に特化したことではありませんが、相手を圧倒する個々の実力が有る訳ではない当チームにとっては大変重要な準備です。

​​次週から7月となります。中島監督就任から2年目となりシーズンも中盤に差し掛かるなか「旧態依然」人が簡単に変わることはありませんが、変わりたいと思う人はいると感じています。
”和して同ぜず”とは古臭い言葉ですが、今季、中島監督が掲げる「自立」というスローガンはこのようなところに通ずることだと思います。

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