7/1(土)-2023 ヴィーナスリーグVS平成国際大学戦 試合詳細

日時
7/1(土)
対戦相手
2023 ヴィーナスリーグVS平成国際大学
会場名
田ヶ谷サン・スポーツランド
試合結果
O-1
バッテリー

田中選手-坂口選手

 1234567
ZENKO BEAMS00000
00O
平成国際大学10000001

試合コメント

ZENKOBEAMS:星野

7/1 平成国際大2回戦(田ヶ谷)

暦は7月、今日は新ユニフォームのお披露目となる一戦です。
雨模様の天候にも関わらず駆けつけて下さった会社の皆さんとファンの皆さんに喜んでいただこうとチーム全員が意気込んで臨みます。
試合に臨むにあたり、天候とグラウンド状況により7回(最終回)まで試合があるとは限りません。いつも以上に先手を取って主導権を掴むことが定石(セオリー)で、天候・グラウンド状況を踏まえるとフライよりゴロ、ツーストライク後の粘りなど”事を起こす”ことが鉄板セオリーで試合巧者が併せ持つ「無形のチカラ」です。
そして学生に対して、企業チームとしての野球・振舞いには良い意味でのプライドを持ちしっかり示すこと、平国大さん(加須市)と明日の尚美学大さん(川越市)は共に埼玉県内で活動する女子野球チームとして負けたくない立場でもあります。
新ユニフォームお披露目試合の先発はキャプテンの田中、相手先発は附田投手。
試合は初回、先攻のビームスが二死から連打と四球で満塁のチャンス!しかし、6番安食は見逃し三振に倒れ絶好のチャンスを逸します…
先発・田中は6月に入り”間”が取れたしなやかな投球フォームで外低めの制球が良くなり、私個人の見解で打者目線からするとキレのあるスライダーとは真逆の備えが必要となる対角の球種に対応は容易ではないと感じています。
初回先頭にヒットで出塁されると1死後からスチールと二つの暴投であっけなく1点を献上します。
続く2.3回も先頭打者をヒットと自身の悪送球(記録は内野安打)で出塁させるなど、結果的には2回以降を2安打10三振0四球で完全に抑えながらも味方の援護はなし。ただ、田中の立場なら援護に繋がるリズムが作り出せなかったという反省は無きにしも非ずでした…
結局、2試合連続で初回に二死満塁のチャンスを作りながら、準備不足な内容でチャンスを逸する初回の拙攻が最後まで響き完封負けを喫しました。
毎試合のことですが、1.2.3番打者は必ず初回に打順が巡ります。4.5番も初回にチャンスを想定して準備するでしょう。
では6番打者の準備とは… 初回、自分の前で得点をあげていれば楽な打席です。反面、初回無得点のままで打席が巡るのは二死満塁のみ!試合の動向を確実に左右する打席になることは必至で、その内容と結果が6番打者の真価であり醍醐味でもあります。
その辺りの想像力と視野を持つ人数の差は、来月に迫ったクラブ選手権と先の全日本選手権で相手チームとの差になって歓喜と悲哀との分かれ目だと思っています。
新ユニフォームでの勝利はお預けとなりましたが、まだ今季リーグ戦で連敗のないビームスです。明日は新ユニフォームでの勝利と連敗阻止、そして学生に負けられないという自負を持って尚美学園大学戦に挑みます。

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