8/27(日)-2023 ヴィーナスリーグVSハナマウイ戦 試合詳細

日時
8/27(日)
対戦相手
2023 ヴィーナスリーグVSハナマウイ
会場名
袖ケ浦市営野球場
試合結果
2-0
バッテリー

田中選手5回、泰選手2回ー坂口選手

 1234567
ZENKO BEAMS00110
002
ハナマウイ00000000

試合コメント

ZENKOBEAMS:星野

8/27 ハナマウイ3回戦(袖ヶ浦)

ハナマウイさんとの最終戦、対戦成績は1勝1敗とリーグ戦の戦績、各部門の戦力も拮抗している企業チーム同士としては何としても勝ち越しで終えたい相手です。
先発はハナマウイ・花ケ崎投手とビームス・田中の尚美大OG対決、強力なハナマウイ打線ですが花ケ崎投手の実力と最近の田中の投球を考えれば必然的に投手戦が予想されます。それだけに守備、走塁、打線ともに堅実で強固な連帯がポイントとなります。
試合は想定通りの投手戦、積極的に強振するハナマウイ打線と低めの誘い球に堪えるビームス打線、花ケ崎投手に少しイラダチがあるように感じます。
ビームスの得点機は3回、内野手の連携ミスと死球などで得た一死満塁で鎌田のスクイズが決まり1点先取、さらに4回は二死から外野と内野の間に落ちるヒットと四球で得た一死満塁で坂口は三ゴロを打たされますが三塁手のエラーを誘い2点目を追加し、打者ではなく打線としての機能したビームスが2-0とリードをひろげます。
田中・坂口バッテリーの立上りは今年一番とも思える落着き、集中力、注意力を感じる投球を見せ、強力な相手打線に対し力だけではなく配球でも付け入る隙を与えません。
結局、田中は5回3安1四3振0失55球、内容の伴う投球で二番手・泰に襷を繋ぎます。泰は6.7回を上位打線を相手に無安打無失点に抑え勝ち試合を締めくくりました。
安武・藤田含め、緩急と高低の意識向上で投球に幅が出て来た投手陣と坂口・小林のセオリーと観察力が芽生えてきた配球で、無駄な失点や感情に負けて試合を壊すことは本当に少なくなりました。打者としては相手投手を攻略出来ませんでしたが打線として繋がり、好投手から序盤に得点出来たのは大きな収穫でした。これは野村克也さんの云う「勝ちに不思議な勝ちあり」ではなく攻守ともに裏付けのある勝利で今季ベストゲームの一試合だったように思います。

今日はベンチ入りから20分足らずで試合開始とのアナウンスにもかかわらず、キャッチボールから統一感がありました。昨日の振返りで指摘された事もあるでしょうが、昨日と今日の試合への入りと試合中の気力の感じはまるで別モノ。
近年ではNPBでも時間の制約のなかで勝負する時代です。計画(スケジュール・プラン)に対して時間(期日)までに準備して戦う訳ですから、もっと準備時間に対して普段の練習から意識したいところです。
愛媛(全日本選手権)での一戦一戦、今日のようなスタイルで試合に入ることが出来れば、プレー出来た者、プレー出来なかった者、職場の仲間みんなが晴れ晴れした気持ちで今季を振り返れるでしょう。このチームに残り1か月で課せられたテーマは”そこ”だと感じています。

TOP