5/6(土)-GIANTS杯福島大会vsクラーク記念国際高等学校戦 試合詳細

日時
5/6(土)
対戦相手
GIANTS杯福島大会vsクラーク記念国際高等学校
会場名
ほばら大泉球場
試合結果
О-2
バッテリー

山本選手5回、泰選手2回-小林選手4回、坂口選手3回

 1234567
クラーク11000002
ZENKO BEAMS00000000

試合コメント

ZENKO BEAMS:星野

第1回GIANTS杯福島大会 2回戦(準決勝戦)

福島大会2回戦(準決勝)はクラーク記念国際高校さん、2018年東北初の高校女子硬式野球部を始動し、大学リーグやヴィーナスリーグで多くの卒業生が活躍しています。
昨日、花巻東高戦の後にクラーク高の1回戦を視察しましたが、2本塁打(共にランニングホームラン)など走攻守に統一感と勢いを感じるチームで、特に攻守交代時の全力疾走に近いスピードでベンチに戻る姿には”私世代の学生チーム”を彷彿させます。ちなみに、ビームス二年目の山口は同校卒業生です。

試合は先発・山本の立上りを攻込まれ1.2回に1点ずつ奪われ、期待の打線は4回まで三上の内野安打1本のみ、相手投手の制球の良さに高低の誘い球に釣られ凡打の山を築きます…
その後、山本は抜け球も減り5回5安2失75球と試合を作り、続く泰も2回を無失点に切抜け味方の援護に託します。
打線は大味な攻撃にはならなかったものの、相手バッテリーのストライク先行からボール球で釣る一辺倒のパターンながら内野ゴロとポップフライの山を築きます。
最終回ウラ、0死2塁としますが最後まで対応・修正出来ず完封負けを喫しました。
大会への参加目的を考えると、勝敗よりも大切な”試合(仕事)への姿勢”として最善を尽くせたかを問われる結果となりました。
私としても「昨日の初戦を視察させておけば違う結果だったかな…、こちらが体調配慮を言い訳に甘さと隙を作ってしまった…」と、野球も仕事も段取り次第で成果(勝敗)は変わるものとあらためて思い知らされました。
マリナーズ時代のイチロー選手があるインタビューで「結果は本番前に決まっている」と語った真意とは?
タイガース監督時代に野村克也さんが「野球は段取り十分」と口酸っぱく説いた真意とは?
クラーク高は高い意識と技術教育を受け実践出来ている強いチームだと思います。特にベースを踏む場所と第一リード第二リード、そして打球判断する形(フォーム)はプロ野球のそれと同じ、教育の視点からすると今後どのチームに巣立っても困らないであろうと感心させられる姿ばかりの試合でした。

試合後には3位の表彰式があり、敢闘賞にはスタメン出場し2打席1安打1死球とチャンスを演出した三上が選出され、皆さんからも祝福をいただきました!
そういった意味ではチーム内の中で、相手を知り一番正しい準備で試合に臨めたのが三上だったのかも知れません。

週明けには「第1回大会を盛り立てて頂き有難うございます。おかげさまで無事に終了出来ました。」「女子チームに元気をもらいました。このご縁を大切に一緒にこの大会を育てて行ければと思います。」と主催者と共催者様からご連絡を頂戴しましたが社交辞令でも有難いお言葉です。
私たちは、野球が本職ではありません。
しかし、今回のようなニーズと期待はサービスの原点で、またその使命感を持ったものがチームに存在している以上は、今はこのようなお言葉を素直に受け取り、お言葉通りのチームを目指し心を引き締めて物事にあたって行こうと思いました。

次週は、愛知県一宮市で開催される野球イベントに参画します。
「日々、新たに」、東海地区の皆さんに”ZENKO BEAMS”をアピールして参ります。

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