8/13(日)-第18回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会vs読売ジャイアンツ戦 試合詳細

日時
8/13(日)
対戦相手
第18回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会vs読売ジャイアンツ
会場名
長嶋茂雄記念岩名球場
試合結果
O-3
バッテリー

田中選手-坂口選手

 12345678
読売ジャイアンツ00000
0033
ZENKO BEAMS0000000×0

試合コメント

ZENKOBEAMS:星野

8/13 クラブ選手権3回戦 ジャイアンツ戦

ジャイアンツさんにはサクラカップ・リーグ戦で2連敗中、普段一緒に業務しているゼンコーグループ各社の皆さんも多く駆け付けて頂いたこの大舞台で初勝利をお見せしたいところです。
先発はビームス田中とジャイアンツ小野寺投手、日本代表チームの主戦同士の対決ともなりました。
試合は予想通りの投手戦、田中は球威と適度に荒れた制球で若いジャイアンツ打線に自分のスイングをさせず圧倒し、攻撃陣は小野寺投手に対して8安打とチャンスはあるものの待望の1本が出ずで、両チーム無得点のまま延長戦(タイブレーク)へ…、攻防の結果は0-3で敗戦しました。
直接的な敗因は8回オモテ、野選気味の悪送球とタイムリーエラーで3点を失い勝負が決まりました。

これは私たちの典型的な敗戦パターンで中々カイゼンされないキャッチボールの習慣が招いた結果なので、決して善しではありませんが受け入れるべき結果でウォーミングアップとキャッチボールに対する意識改革しかありません。
しかし、敗因の本質は別にあると感じています。それは3.4回ウラ、ともに二死から出塁し二死一塁の場面で、小野寺投手の投じたワンバウンド投球に対して二進を試みなかったことが敗因の真因だったと考えています。
チームが変化球を多投され対応に苦労しているとすれば、少しでも低めの変化球を投げ難い状況を作り仲間を援護する。また、例えヒットにするのが難しい変化球でも誰かが狙い打つ姿勢を見せるなど。
これらは好投手攻略には鉄板のセオリーで、不可欠なチームプレーです。
その打席・走塁が自分の成績に成らずとも、次打者や次打席のために行動しなければならないところでした。

今日の準々決勝戦は何方が見ていても好ゲームだったと思います。やはりジャイアンツ戦となると力も入るでしょうし、緊張のなか精一杯プレーした姿は駆けつけた会社の皆さんにも喜んでいただけたかも知れません。
しかし緊張し精一杯プレーするなか、その状況下で見え隠れしてしまうのが個人の本質です…、普段の習慣とエゴ、そしてチームへの思いしか表現されません。
最後まで全員が集中力を絶やさず声も掛け合っていました。しかし、回を追うごとに試合展開は伯仲しますが攻撃は繋がりを欠き、守備陣はポジショニングやフォーメーションが乱れ、送球へのバックアップの怠り…
私も様々な視点から改めて勉強になった一戦で、指導の至らなさを痛感させられました。この敗戦はチームワーク(協調性・主体性)を学ぶには優良な教材として受け入れカイゼン・克服していきます。

今大会の成績によりZENKO BEAMSは、10月に愛媛県松山市で開催される全日本選手権(伊予銀杯)への出場権を得ました。
高校・大学の強豪チームも集う選手権での栄冠を取るための ”やるべきこと” を各々が明確にして、日々の練習とリーグ戦に臨みます。

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