10/28(土)-2023 ヴィーナスリーグVSアサヒトラスト戦 試合詳細

日時
10/28(土)
対戦相手
2023 ヴィーナスリーグVSアサヒトラスト
会場名
袖ケ浦市営野球場
試合結果
9-0
バッテリー

泰選手-坂口選手

 1234567
アサヒトラスト000
000
ZENKO BEAMS0603×9

試合コメント

ZENKOBEAMS:星野

10/28 アサヒトラスト3回戦(袖ヶ浦)

本日2試合目(ダブルヘッダー)はアサヒトラストさん、女子硬式野球のパイオニアとして礼節を基礎とするチーム作りは、私たち企業チームとして目標とするチームです。
先発は相手・鈴木投手とビームス・泰、共に球威に定評のある投手同士の対戦です。
初回オモテ、泰はサードエラーと四球で招いた2死1.2塁のピンチも落ち着いた投球でショートゴロで仕留め無難なスタートを切ります。初回ウラ、ビームスの攻撃は二死から河野の左二塁打でチャンスを作りますが後続せず無得点…、得点機は2回にも訪れます。先頭・小清水(環)の左ヒットと送りバントと相手エラーで1点先取すると、内永・井福・廣瀬・鎌田の4連打と犠飛で一挙6得点、そして4回には1点追加、更に前川の2点タイムリー三塁打で計9得点で稀に見る大量得点、ワンサイドゲームとなります。
泰は味方の大量得点にも隙を作らず尻上がりに調子を上げ、相手打線に好機すら与えぬ投球で完投勝利(5回コールドゲームセット)、チームはダブルヘッダー2連勝をあげました。
4イニング迄の攻撃でしたが鎌田・河野・小清水(環)・前川がマルチヒットを記録、チームも11安打9得点2盗塁と内容的にも其々のプレーに意図が見えた好ゲーム、そして何より攻守がガッチリと嚙み合った試合でした。

トピックスは2つ、この試合で泰(捕手・坂口)は貫禄の投球を披露し5回0安打3四球2三振0失点、参考記録(5回コールドゲーム)ながらノーヒットノーランを達成し大味な試合を引き締めました。
もう一つは、攻撃陣各打者が見せた1巡目の対応と心構えです。球威のあるストレートを投球の軸とする鈴木投手に対し、1.2番の廣瀬・鎌田が1巡目から球威・球速に負けない対応を見せたこと。結果は凡打でしたが、初回の1.2番打者にしっかり対応された鈴木投手の調子と心理状態、両チームに与えた試合展望の変化、結果論ですが先制とビックイニングの裏には初回の“その打席”から派生した“何か”の現象だと考えています。
詳しくは別の機会にしますが、やはり野球とは心理を含め走攻守が味方とも相手とも繋がって動いて行くということ。
「そこで何をすべきか、そのためにどう準備すべきか」
今日の2試合を見て、何かいままで発揮出来ずにいたビームスの潜在能力とオフシーズンから蓄えてきた個々の成長がようやく実りを迎えたのかなと思うのと同時に、この状態を三週間前に作れなかった悔しさが蘇って複雑な思いにもなります。
明日の最終戦も、勝ち方を考えながらやるのではなく、自分のやるべきことをやって、結果が勝っていることを目指します。

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